グーグルアップデートでショックから立ち直れないときにすること
2019年9月のグーグルアップデートで一気にブログのアクセス数が落ちました。
もともとそんなにたくさんのアクセスがあった訳ではないのですが、ちょうどいい感じに伸びて来ていた矢先だったので、かなりショックを受けました。
ようやく立ち直ってきましたがこの1ヶ月はなかなか苦しいものがありましたので、同じように辛い経験をされている方に向けたエールとしてどのように立ち直ったのか記事に書いていきます。
グーグルアップデート前の私のブログ生活
2017年の3月にブログを開設して、365日連続更新をし、600記事を量産していました。
最初はグーグルアドセンスも0円の日が続いていましたし、あっても1円とかたまに3円とかの日々でした。
よく言われる100記事書いたらアクセス増えるとか、3カ月続けたらアクセス増えるとかいうのもまったく該当せず、9カ月くらいは本当に毎日1円という状態でした。
今考えれば当たり前のことですが、いくらたくさん記事を書いても、グーグルの検索にかかってくる3カ月を過ぎても、読みたいと思われるような記事でなければアクセスが増えることはありません。
100記事、3カ月でアクセスが増えるのは、内容が他の人にとって価値があるか、とっても個性的で読み物として面白いという条件をクリアしていて、初めてあてはまることです。
単に思いのままに書き綴った雑記ブログがたくさんの人に選ばれて読まれることなどありえないのです。
それでもイケハヤさんやマナブさんの毎日更新に触発されて、まずはとにかく続けることだと気張って丸1年、本当に休むことなく更新していました。
その結果、9カ月くらいたった頃に少し変化が出ました。
グーグルアップデート前に体験していたアクセス増
何回かインフルエンサーの方にブログを紹介してもらう機会があって、瞬間的にアクセスが伸びたことはあるものの、安定して一つの記事が読まれることはありませんでした。
それがブログ開設後間もない記事を含むいくつかの記事がまとまって毎日アクセスを集めるようになっていったのです。
そこで今までやっていなかった「リライト」をやり始めて、内容を書き直したり、デザインを変えたり、工夫するようになりました。
するとまた少しアクセスが伸びました。
この辺りから、やっぱりブログは記事の内容の質が大事で、記事数とか期間とかは関係ないなと気づき始めたのです。
そこから自分以外の方のブログも読むようになって、リード文の書き方とか、全体の構成、適度な分量などを研究するようになりました。
すると自分なりの型が少しずつ出来ていくようになって、ブログ開設1年で、なんとか自分らしい記事の形というのが出来てきた感じがしていました。
グーグルアップデートまでに積み上げた工夫
ブログ開設からの1年間はただただがむしゃらに走り続けた期間で、本音はブログで副収入を得たいという気持ちがありましたが、単に毎日書くことが楽しいというのもありました。
ツイッターではブログの神様みたいな人たちがゴロゴロいますが、クロネコ屋さんやクニトミさんのように、「一年続けただけでもすごい!」と褒めてくださる方がいて、とっても勇気付けられたものです。
私にとって書くことは、一つの発散であり、癒しであったので、趣味としても十分に成立しているところがありました。
でも、だんだんと欲が前にでてきて、アクセスが伸びるだけでは満たされない、アクセスが伸びるなら、収益も伸ばしたいという気持ちになっていきます。
そうするとだんだんと記事の内容も気楽なものから練ったものでなくてはいけない、内容の薄い投稿は余計にドメインパワーを落とすし、記事を読んで話くださる方の信頼もなくすと、あたかもすごいブロガーかのような過大な悩みを勝手にかかえていました。
そこから1年を振り返って、記事をリライトして、あまりにも酷い記事は下書きに戻して、650記事のうち、150記事くらいは減らしました。
このリライトと投稿の削除により、少しだけアクセスがまた増えたような気もしました。
これは自分のした作戦が効いたのが、単にこれまでの記事がさらにアクセスを伸ばしたのか、本質的な違いは分かりません。
こういう狙った策があたったのか、自然現象かを検証できない時点で再現性がないので、素人丸出しなのですが、実際にアクセスが伸びる様子を見て、単純に浮かれてしまって、良い気分になって終わっていました。
グーグルアップデートを受ける直前の心理状態
ブログ開設1年でアドセンスは毎月お菓子一個円くらいに増えていました。
そして1年半で毎日お菓子一個くらいになっていました。
これは一気に勢いがついてきたな、自分のブログがグーグルに評価されてドメインパワーがついてきたなと、圧倒的な勘違いをしていました。
とても精神的には幸せな状態だったと思います。
それが2019年9月のグーグルアップデートにより、突然、アクセスが半分以下に落ちたのです。
アドセンス収益に至っては、丸1年前のように0円とか1円とかの日々がまたやってきたのです。
それまで自分の勢いを感じていた気持ちのノリ方からすると、このタイミングでのアップデート被弾はショックでした。
自分のような弱小ブログがグーグルアップデートで影響受けるなんて思ってもみませんでしたし、そんなに有難い出来事があったなら、それはそれでチャンスだなとも思うくらいにすごいことです。
でも現実はちょうどアクセスが伸びていて、収益も上がっていて、これまでの闇雲な新規記事の連投ではなく、リライトを続ける戦略が効いたという手応えのあったタイミングだったので、圧倒的な絶望感にかられました。
グーグルアップデートから1ヶ月で立ち直るまでの気持ちの整理
そもそも大したことのないアクセス数で、ほんの少しアクセス数が減ったからってギャースカ言うなという話ではありますが、365日連続更新出来るくらいにブログを書くことが苦にならない人間が、ピタリと更新できなくなる事態になったのです。
これはきっと似た心理状態の人がいるに違いない、悩みのある人へ同じ体験をしたなら共感記事を書くのがブロガーじゃないかと思いなおしました。
私の場合はグングン伸びていたアクセスのカーブがピタリと止まるどころか、ストンと落ちてそのままのレベルで動かなくなったとき、ツイッター上でたくさんのグーグルアップデート被弾者のコメントを見ました。
そこで目にしたのは
グーグルはこれから今まで以上にアップデートを繰り返す
グーグルは質の高い記事を評価する
グーグルアップデートに負けないのが強いブロガー
これらは全て私の心をバキバキと折るものでした。
数ヶ月前なら仕方がないにしても、かなりの分量のリライトを行い、ようやく見えてきたブログの書き方というものを全面否定されたような気になり、ちょっと素人に毛が生えた程度で、プロレベルのアルファブロガーみたいなすごい人だったみたいな顔すんなと言われている気分でした。
事実、私より後からブログを始めたツイッターにいるすごい人たちが何倍もの収益を叩き出していて、やっぱり継続だけじゃだめだな、工夫もあるし、センスもあるし、その人自身の魅力もあるなという気持ちでいっぱいでした。
でもそこから今、スキマ時間の全てを使っているTOEICの勉強に力を入れて、ツイッターでも少し発信量を増やしてみました。
ブログを書こう、書きたいという気持ちがあっても、全く筆が進まない時間が何日も過ぎました。
そんなときでもTOEICの勉強という自分が向き合うべき目標があったので、ブログがダメでもその分必要な勉強ができると前を向くことが出来ました。
するとツイッター経由のアクセスがほんの少しですが、以前より増えて、ほんの少しだけブログのアクセス数が回復しました。
そして、グーグルアップデート前の1/4くらいに落ちていたアクセス数が、全く記事を更新していないのに、1/3くらいにはなってきました。
引き続き1/3まで落ちた状態ですが、ときどきアドセンスもアフィリエイトも発生することがあり、そうやって見てくれる人がいることに有難い気持ちになりました。
思えばアドセンスやアフィリエイトどころか、アクセス数さえもゼロに近い時期もあり、それでも毎日更新してきたのです。
そう思うと、自分は書くことが好きなんだな、書くことで癒されることがあるんだな、見られなくても書いていいことがあったんだから、見てくれる人がいるなら、書いた方がいいんじゃないかなという気持ちが少しずつ芽生えてきたのです。
グーグルアップデートでショックから立ち直るブログまとめ
今日のブログを読まれた方はもうすでにお気づきと思いますが、この時点でライティングのスキルが落ちています。
なんだかダラダラと同じようなことを書いてしまっています。
これはなまったこともありますが、気持ちの整理が十分ではないこともあります。
ですから、きちんとまとまった文章を毎日リリースできるというだけで、すでにそれは自分を少し強くする活動なのです。
もちろんまたもう一度チャレンジすると決めたなら、稼ぐことにもこだわりたいし、役に立つ文書を書きたいとも思います。
でも迷って悩んで止まったときは、一旦稼ぐとか役に立つとかいうアウトプットを捨て去って、何も考えずに好きなことを、ただ書きたいことをぶちまけることがあってもいいと思うのです。
その記事が理由でドメインパワーが弱ったなら、いつかの将来に削除すればいいのであって、とにかくブログは止めたらゲームオーバーです。
1ヶ月ほぼほぼ放置して、成長が止まった自分に気がつくことで、また精神を整え直す気持ちになれました。
明日からまたよろしくお願いします。