日日是好日を読んでみたら茶道にめっちゃ興味わいた
故 樹木希林さんの遺作として話題の映画『日日是好日』が話題なので原作を読んでみました。
そしたらめちゃめちゃ茶道に興味出ました。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)
- 作者: 森下典子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/10/28
- メディア: 文庫
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マインドフルネスにつながる今、ここに集中するという茶道
私は精神疾患にかかってからというもの、毎日マインドフルネスを意識して生活しています。
去年の今頃は完全に精神崩壊していてパワハラ職場を辞めるエネルギーもない悲惨な状態でした。
年明けに2ヶ月休職して復帰のタイミングで異動もさせてもらったことで今の状態に回復しています。
こうしてそこそこ元気になれたことの理由としてマインドフルネスにどっぷりハマったことがあるのですが、茶道にもそのココロを整える要素があることがわかりました。
過去を気にせず、未来を恐れず、今に集中する
日日是好日の主人公の方も、就職や恋愛でココロが揺れ動くシーンがたくさんあります。
それでも毎週のお茶のお稽古では先生から季節ごとの、レベル毎の新しいお点前を教わり、今この瞬間に集中するという場面と向き合います。
お茶には後に合わせた茶器があったり、天候に合わせた掛け軸があったりと、とにかくいつも同じように見えて、いつも違う部分があるという粋なところがあります。
戦国時代に将軍様が敵地でもお茶をたてたという話はなるほど、命をかけた勝負の時ほど精神を整える必要があったのかと合点がいきました。
まとめ
映画はまだ観ていませんが、あと何回か原作を読み返してみようと思います。
ストーリーを知ればよいとか、要点をつまめばよい本と違って、ひとつひとつの表現を自分の中で咀嚼して、頭の中で映像化して、その所作をデザインを色合いを楽しむのがこの本の楽しみ方かなと思っています。
茶道にガッチリはまる生活はできそうにありませんが、その本をときどき読みながら、茶道リーディングマインドフルネスをやっていこうと思います。