働き方改革アイディア事例(ITインフラ整備)
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おはようございます。
ブログ更新は連続220日、416記事目です。
企業で働き方改革を主導しています。世の中のパパママが働きやすくなるお役に立てばと思い、活動概要を記事に書いています。今回はITインフラです。
ここで言うITインフラというのは基幹システムではなく、グループウェアくらいで考えていただければと思います。
ちなみに自分の組織ではマイクロソフト社のオフィス365というシステムを運用しており、これをベースに話をしていきます。
働き方改革でシステムリニューアルするのは良いのか?
自分の組織に関していうと何か特別な理念があってのシステム入れ替えではなく、これまで使ってきたシステムが古すぎてサポート終了するので入れ替えるという極めて受け身なスタートです。
こういうときに人の考えというのは大きく2つの方向に分かれてくるのですが、一方はこのチャンスにさらに新しい仕組みを学んで使い倒して仕事を早く楽しくやるぞー! というマインドになる人と、もう一つはとにかく前のシステムから変えてくれるな、不便なことがあったらシステム部門の人間全員許さんぞという化石な人。
この化石人間を動かすのは本当に至難の技で、不満や文句を言い始めたら永久に続きます。発想が未来を見てないので、「お前たちが選んだシステム移行なんだから、ユーザーに絶対に迷惑かけるな、ユーザーはお客様なんだから何言ってもいい」なんて思考を本気で社内で発動するんですね。
もちろんシステム部門ももっと頑張れよっていう気持ちもありますけど、お互いがわかってない者同士で、思い込みでイライラしてるのってなんか自分はカッコ悪いなって思うんです。
なので営業とか事業側のアプローチとしてシステムとか最新テクノロジーについてもきちんと理解しておきたいなと思って勉強しています。
このように確実に世の中のテクノロジーの進化速度の方が人間の学びよりも早いわけなので、これを無視しての仕事設計はかなり無理があります。
働き方改革がきっかけであったとしても、予算的に可能ならばどんどん新しいシステムを導入するのが良いというのが自分の考えです。
どうやってシステムをシームレスに入れ替えるのか?
基幹システムはそれこそ毎日の決済を取り扱うので、ノーミスで完璧にある日からシステムを入れ替えなければいけません。それこそ誰にも気づかれないようにいつのまにか変わっていなければいけません。
これに対してグループウェアなんてものはきわめてダラダラとじっくりゆっくりやれてしまいます。これがなかなかにやっかいな理由でもあります。
自分の組織の場合もメールとスケジュール管理機能のみMicrosoft Exchangeに一気に入れ替えをしましたが、それ以外のデータベースやなんやかんやは全くの手付かずです。
これはもう誰かが旗振るしかないな、誰もやらんな、自分でやるかとなって各部門の若手社員をアサインしてチームを結成してそのままリーダーになりました。
チームを引き連れてMicrosoftさんに勉強にいったり、Microsoftさんと契約しているソフトウェアの会社さんのセミナーにいったりしながら徐々に使い方を学んで、地道に取り入れています。
とにかくリーダーが使い方をマスターしてないことには話になりませんので、徹底的に使い倒して、こんな使い方ができるとどんどん成功事例を見せていくのが早道ですね。
まとめ
現有の古いグループウェアから最新のものに変えるときは、今までのやり方を踏襲するという概念を消すことからやらないとダメです。
慣れ親しんだやり方から変えたくないという思考はそれだけでジジイなのでダメです。時代と共に変わっていかないとダメなんです。
最新のグループウェアはローカルパソコンのデータベースという概念から、クラウドでシェアという概念に変わっています。
ですからせっかくの変わるチャンスを面倒くさいと思わずに、楽しみだと考えて欲しいものです。
そういうマインドセットなしでは、ジジイ脳は変わりません。「いきなりシステム部門が決めてきた使いにくいシステムに切り替える手間がかかって迷惑だ!」とかいう陳腐な思考になります。
システムを変えるにはまずはジジイ脳をアップデートしましょう!