子育て マインドフルネス 「一口ずつ味わって食べる」をやってみました。
過去のことを考えたり先のことを心配したりして、心がどこかほかのところにいっていると、食べ物の味は半分も分かりません。
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一口ずつ味わうことは、やってみるとかなり難しいことです。それくらい食べるということは日常になっていますし、むしろ食べるときに話すということもまた同じくらい大切になっているからです。
楽しく食事が出来るということは、美味しいものを好きな人と食べるということでもあります。それをあえての一口ずつ味わうというのは意外にもその機会さえ少ないものです。
ひとりで食べるときは出来るので、まずは出張先やお昼などの食事で試してみましたが、そんなときこそ急いでいるし、なんなら食べるということを重要視していないからこそひとりで食べるのです。
好きなものをたべることを意識してみました。
そこで時間のない中で、がっつりひとり飯にチャレンジしました。以前も書きましたが大好きなカツ丼です。
神戸では七兵衛さんと双璧をなす吉兵衛さんです。
ソースカツ丼はガツガツと食らいつくのが男らしい食べ方ですが、そこをあえての一口ずつ味わうという大技にでました。
女子か! と突っ込まれそうですが、その食感から舌触り、味の深みも堪能して、じっくりと時間をかけていただきました。
食べ物はカラダを作り、幸せを運ぶだけではない!
食べるという行為が、過去を気にせず、未来を意識するとまで考えたことはありまさんでしたが、マインドフルに食事をすると、生きるための欲求の行為は、まさしく未来につながる活動だと感じることができました。
過去のなんなやかんやを気にしていては、今という瞬間の美味しい食事を楽しめていないのです。
たとえ人と話しながらでも、一口一口の味わいを楽しむことは可能です。過去を気にせず未来を考えていれば今も楽しく生きていけます。
ちょっと最近こどもにも食事のマナーを口うるさく言いすぎてきたかもしれません。食事がみらいをつくると思って気持ちよく楽しめるようにしていきます。
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